懐中ポストイット

懐中ポストイットの材料、ポストイット、ペン、カードケース

ポストイットは本当に便利な道具なのですが、ずっと気になる欠点がありました。それは携帯性がよくないということです。

ブロックロディアなんかは、厚紙の表紙が付いていて、そのままバッグの中にぽいっと入れても問題なかったりするのですが、ポストイットはそうはいきません。バッグの中にいれようものなら、紙の角は黒ずみ、表のページはそのうち折れてはがれかけたりします。ぼくは、15センチ×10センチくらいのメッシュ状の小さな入れ物にペンやUSBメモリをおさめてそれをカバンの中に入れていたりするのですが、その中に入れても状況は同じです。

この問題を解決すべく、小さなポストイットのための筆箱を考えてみました。

外箱はプラスティック製のカードケースです。その中に、75ミリ×50ミリのポストイットを入れます。外箱はもう少し大きなものを用紙して、75ミリ×75ミリの標準サイズのポストイットを入れるという考え方もありますが、大きな外箱となると、汎用品として使えるものが少ないため、あえてカードケースにしました。カードケースであれば、名刺ケースとして販売されているものが流用できます。ちょっと前までは、無印良品のカードケースがこの形状でしたが、今はジャバラ式のものに変更されていて、残念ながら無印のものは使えません。

ポストイットは、50ミリ×50ミリのものでもいいですが、ケースが若干余ってしまいます。50ミリ×50ミリが二つ入ればいいのですが、それはサイズの制限があって難しいです。ややイレギュラーなサイズになりますが、75ミリ×50ミリが最適のようです。用途に応じて付箋型のものを二つ入れてもいいですね。

ペンはハイテックCプチモがなんとジャストサイズです。そのほかに、いくつかのメーカーから出ているストラップ状になっているミニタイプのものが収納可能です。今回は、メモ面が比較的小さいため、それを補う意味もあって、0.4ミリ極細字のハイテックCを採用しました。

小さなストラップを付けて販売されていますので、今回の用途ではストラップをはずして使用します。ハイテックCプチモは、ミニサイズでありながら、ブラック、レッド、ブルー、グリーン、ブルーブラック、ピンク、オレンジ、バイオレット、ライトブルー、ブラウンの各色で展開されています。

外箱がカードケース大なので、ジャケットの内ポケットに入れても邪魔になりません。ケースに入っているので、ポストイットが汚れる心配もなし。かばんを持って出かけようかどうか迷うちょっとしたお出かけも、とりあえずこれをもっていけば安心です。


ゲームじゃないゲーム

ゲームには勝敗が付き物です。勝ち負けや順位を競わないゲームなんてあり得ません。が、ありました、、それがアンゲーム (ungame)。

アンゲームは、自己表現ゲームやコミュニケーションゲームであると説明されています。自分の中の何かを言葉にするための質問がカードに書かれていて、順番にカードを引きながら、その質問に答えていきます。2~8人で1時間ぐらいやるのが良いとのこと。
質問のカードには気軽に答えられるとなっているパート1とよりシリアスな話題が含まれているパート2があって、「パート1を使って、その場の雰囲気を共有し、聞き取り、そして、お互いのやり取りなどに慣れたあとで、パート2を使ったほうがより効果的です。」と解説書にはありました。

試しに引いてみたカードの質問をいくつか。
パート1
・あなたの思う「最高に贅沢なデザート」とは?
・あなたの好きな雑誌はなに?理由も教えて。
・「頑張った!」と思うのはどんなとき?
パート2
・あなたの幼い頃を3つの言葉で表すと?
・自分の悩みを人に話すことについてどう思う?
・人生があと一年しかなかったらどのように過ごしたい?
などなど。もちろん他にもたくさんあります。この他に、「質問・コメントカード」が用意されていて、他のプレーヤーだれか一人に質問するか、自分が話したい話題を取り上げて自分のコメントをつける、ということができます。

「自分の順番じゃないときは、静かにしていること!とくに人が話している意見を邪魔したり、否定や批判しないことが大切なポイント。」がルールです。聴き(傾聴し)、尊敬して他人を受け入れる心を養い、自分を正直に出せるための安全な場所をつくりだす、というアンゲームの効果を引き出します。

アイデアキャンプの始まりの時にもやってみました。簡単な質問もありますが、いつもは聞けないような他人の内面を垣間みれたりして、けっこうドキドキします。1時間のゲームだと、けっこう濃密な時間がながれます。初対面の人とやるのも仲のいい友達とやるのもそれぞれ違った感じでしたが、お互いの話を聴き合うという関係を築いておくことって大事な気がしました。

un-gameはゲームではないゲーム。勝ち負けを競う競争とは無縁にしてあります。相手を知り、自分を知ってもらうための道具として、なかなか奥深いものだと思います。


ブレスター

早寝早起きとか整理整頓とか「良い」とされていることって、分かっていても実行すると難しいもの。チームやグループでブレインストーミングしながらあぁだこうだとアイデアを出す時にも、「良い」とされていることがあります。

いくつかを挙げてみると、
・アイデアは質より量
・他人のアイデアは批評しない
・判断は遅らせる
・とんでもないアイデアも歓迎する
・メンバーのアイデアを公平に扱う
・他人のアイデアを膨らませたり一部を変えたり
・他人のアイデアに便乗/より良くしてみる
などなどです。

分かっているけどなかなかできない、そんな時は「良い」ことが自然と出来るようなルールを意図的に作り出す、というやり方があります。カードゲームとしてルールを作って、良いとされるブレインストーミングが自然とできてしまうという道具が「ブレスター」です。
http://www.ideaplant.jp/?page_id=7

実際に購入してアイデアキャンプでも使ってみました。ゲームっぽくなるので、ノリが良くなります。何かを言う順番がかならず廻ってくるので、ブレインライティング的な公平さも場の中に生まれます。シックスハット的な人の役割やキャラをわざと演じるためのバッヂも付いてます。発想法を色々と知っているとあぁこういう組合わせ方をしているんだなぁなどと思うのですが(笑)、そんなことも気にせずゲームを始めれば、楽しくアイデア出しができるようになっています。

良いことが自然と出るようにするルール、というのを考えた時、まっさきに思い浮かんだのが元日本代表監督のイビチャ・オシム氏のカラービブスを使った練習方法でした。アイデアキャンプのメンバーのうち、サッカー好きな2人の間ではすぐにその感覚を共有できてかなり盛り上がったのですが、他のメンバーからすると単にオタクな会話にしか聞こえなかったようでした、、、。その続きはまた別のエントリーで!


結んで、ほどいて

部屋の中で岡本太郎の鯉のぼりを泳がせてみました。ロープワークで場所の雰囲気もちょっと変わりました。

アイデアキャンプに出かけた先では、この場所にこのモノを置きたいんだけどなぁ、、、ということがちょくちょく起ります。机を動かしたり椅子を重ねてみたりと、いろいろなことをやってみるのですが、どうもうまくいかない場合もあります。

そんな時のためにいま注目しているのがロープです。アイデアキャンプでは紙やダンボールをざっと見渡せるように並べたくなることが多いんですが、窓やドアに吸盤式のフックを付けて、その間にロープを渡して、そこにぶら下げたり立てかけたり、なんてのを試してみようと思っています。
テントやタープを張る時に使う「もやい結び(ボーライン・ノット)」「ねじ結び(ティンバー・ヒッチ)」、ランタンなど小物を下げる時に使う「よろい結び(ハーネス・ノット)」「中間者結び(ミドルマン・ノット)」なんかをマスターすれば、空間の使い方の可能性の幅がぐっと広がるんじゃないでしょうか。

で、ロープワークを勉強し始めると、これがなかなか奥深いのですよ。舟の上や釣り、キャンプや荷造りといったさまざまな目的がありますが、必ずしも条件が良いとは限らない身の回りの環境を臨機応変に整えていくための智慧として人類が蓄積してきたものなのだなぁ、ということをしみじみ感じます。

大きな道具を使った後に、ささっとロープでまとめて立ち去る、そんな所までロープワークをマスターしてみたいなぁ、なんて思っていろいろな方法を練習しています。もちろん普通のキャンプにも役立つこと間違いなし!ですね。

もうすぐ子供の日なもんで、試しに自分の部屋の中にロープをかけて、岡本太郎作の小さな鯉のぼりを下げてみました。


上郷・森の家(金沢自然公園)

東京から日帰り圏内の三浦半島。東京から南へ向かうと、ついつい湘南方面に向かいがちかもしれませんが、横浜で京急線に乗り換えると、50分ぐらいで金沢文庫・金沢八景に到着します。電車賃も720円。京急線もこのあたりまでやってくると、その空気感は一気にのびやかなものになります。

さらにバスに乗って2,30分ほどバスに乗って三浦半島の真ん中へと向かって行くと、大きな森が広がっています。そこには貴重な自然が残されていて、釜利谷市民の森・金沢動物園・金沢市民の森・横浜自然観察の森が一体となっている横浜市民の憩いの場所があります。そしてそこには宿泊ができるだけでなく、バーベキュー場や大浴場、ミニホールやなどがある上郷・森の家という施設があります。
http://www.kamigou-morinoie.org/

「箱根?」「いえ、横浜なんですよ。」というホームページのコピーどおり、ここの住所が横浜市であるとは信じられないような環境です。施設の設計は内井昭蔵さんという建築家で、世田谷美術館や吹上御苑の新御所などを手がけられた方です。アウトドアとしてだけではなくインドアのサイトとしても、これだけ充実したものが横浜市内にある(といってもだいぶ外れではあるんですが、、、)のは驚きです。

宿泊はけっこう人気があるのかなかなか予約を取るのはむずかしそうですが、金曜日や日曜日はまぁまぁ空いているよう。平日にミーティングルーム+入浴(大浴場と水着着用のバーデがそれぞれ500円)を組み合わせた日帰りのIDEA CAMPもけっこう良いと思います。

少し足を伸ばせば鎌倉もすぐそばです。