Category Archives: Tool

75mm x 50mm ポストイットを名刺ケースで持ち運ぶ

アイデアキャンプを実践されている方のブログでオリジナルの道具の使い方を紹介いただいています。
雑談キャンプを使ったキックオフミーティング

75mm x 75mmのポストイットはすこし持ち歩きにくいところがありますが、75mm x 50mm のポストイットを名刺を注文した時に入ってくるケースに入れて持ち運びをされているとのこと。なるほど!その組み合わせは気が付いていませんでした〜

オフィスで雑談キャンプをする時に、A4のノートを見開きにしてホワイトボードの替わりに使っておられます。

「あくまで普段の雑談を普段よりも少しクリエイティブにというものですので、今でもオフィスにあるもので、ノートにマインドマップもありでしょうでしょうし、名刺サイズの紙に書いて並び替えながら雑談するのもいいと思います。」

とのこと。嬉しい限りです!


働き方を考える練習キャンプ:イトーキのみなさんと

先月のことになりますが、イトーキの労働組合の方々といっしょに秋葉原の3331へアイデアキャンプに行ってきました。

労働組合というとかつては春闘や賃上げ等のイメージだったと思いますが、最近は役割がすこし違ったものになっているそうで、イトーキの労働組合では特に周りの仲間の働き方に関心が高い方々が参加されているとのこと。
色々な職種・職場の方が支部委員として月に1回ほど集まっておられるそうで、そのメンバーであたらしい働き方を発想してみようということになり、まずは練習としてのトレーニングキャンプにでかけました。

営業、デザイン、情報システム、など色々な部署の方々に参加いただきました。
4、5人のグループ4つに分かれて、

  • 2人組になって傾聴
  • 各自でマンダラート+共有
  • 休憩+3331の中を散策
  • みんなで写真を使ったランダムインプット
  • みんなで投票
  • 各自が上位3つの絵を描く+みんなでヨリ良く
  • 1つを発表

というプログラムで、みなさんにアイデアを出し合ってもらいました。それぞれの発想法に合わせて、A1段ボール、プラスチック画板、A5の紙、75mmポストイットを使い分けました。

3331にはいくつかレンタルスペースがありますが、寒い日でもあったので、温かいお茶が飲めるよう、ガスコンロが使える準備室という部屋を借りました。火があるというのはまた違った場所になるもので、持ち寄ったお菓子を食べながら温かい紅茶で、ほっこりした休憩時間を過ごせました。

休憩は1時間と少し長めに時間をとりました。3331で催されているさまざまな展示を見ることができましたが、何か目的があって絵や写真を見るのとは違って、偶然に出会った作品からは、いつもとは違う刺激になるようにも思います。

翌週に仕事に戻られた後に、あらためてメールで感想を集めていただきました。
—–
「場所の選び方、ワークの選び方によって出てくるアイデアも違う、アイデアも仕事も段取り8割だな~と感じました」 
「一見関係ないと思えることでも、面白さを見つければ、それらが繋がりあってアイデアに変わることもあると気づきました。アイデアキャンプ後も「写真を見て一言」のワークをイメージしています」
「場所も含めてよかったです、これをきっかけに考えることをもっと楽しみたいと思いました」
「ちょっとしたアイデアでもそれが集まって形を変えることですごいアイデアを生む可能性があるということがわかりました。」
「アイデアは天の恵みではなく、方法でなんとでもなる。というのを実感しました。日常の生活の中(写真)であんなにアイデアが出てくるなんて、普段の生活にアイデアが溢れてるので、やり方次第だなと思いました。」
「最初は、他人に発表するわけでもないアイデアを書き出すだけでも苦労していたのが、最後は、大喜利で挙手して回答できる様になりました。短時間で、ここまで変われるのかと、自分でも驚きです!!」
「リラックス状態が最高のアイデアを産むと実感できました。日々、追い込まれがちですが、積極的にリラックス状態を創らないとダメと感じました。これからは、◎快議室 ×会議室です。」
「今まで自分は比較的頭が柔らかく色々な発想をしているなと考えていました。ただアイデアキャンプを実践して、実は方にはまった考え方を踏んでいたことに気づかされました。今回つかった手法や他のアイデアの発想法、まとめ方を学んで実践してみようと思います。」
—–
とのこと。うれしい限りです。
その場では「会社でも集まっているけど、こんなにみんなが笑っているのを見たことがない」とコメントをいただきましたが、それもとても印象的でした。

また色々な方といろんな場所へアイデアキャンプに出かけてみたいと思っています。


ウメサオタダオ展@お台場

昨年の春に大阪のみんぱくで開催されていた「ウメサオタダオ展」が、東京・お台場の日本科学未来館で2月20日まで開催されています。先月のことになりますが、内覧会に伺いました。

知的活動とは何かを論じた「知的生産の技術」はロングセラーを続けています。「発想法」の著者である川喜田二郎氏と梅棹忠夫氏は、中学・高校・大学の山岳部で同級生でもありました。
お二人は登山活動を共にしながら、野外でのフィールドワークを行う方法と得られた情報から新たな視点を発想する方法を切磋琢磨しながら考えていたようです。
その成果が「知的生産の技術」「京大式カード」「こざね」ですが、そこに至るには梅棹氏の卓越した観察眼(生物学を専攻された方らしくとてもスケッチがお上手です)と何でもメモと取る圧倒的なマメさが、こうした方法に至ったのだということを、この展示で実感することができます。

B6サイズの京大式カードにスタンプを押して持って帰れたり(以前みんぱくにお邪魔した際には、梅棹氏が実際に使っていらしたものと同じカードをお土産に頂きました)、

こざね法で使う名刺大のカードを使って実際に発想をしてみることが出来ます。

文房具を持ってフィールド(現場)へ出かけ、違うサイズの紙を使い分けながら発想する。
そうしたスタイルの大先輩である知の巨人の肩に乗って、人類の未来を発想していきたいものです。

開催は2月の20日までです。新橋からゆりかもめに乗って行かれる方は、パナソニック汐留ミュージアムで開催されている「今 和次郎 採集講義 展 – 時代のスケッチ。人のコレクション。-」に立ち寄るのもお薦めです。


アイデアキャンプ in せんだい ミニレポート

先週の11月12日(土)にハーマンミラー エルゴキオスク 仙台にてアイデアキャンプを開催してきました。前日は雨が降っていて肌寒かったのですが、土曜日にはすっかり晴れて、街中へ出るにもとても良い陽気でした。

ファシリテーションはせんだいスクール・オブ・デザイン本江校長といっしょに。「小さなモニュメント」というお題を出しました。忘れたいけど忘れてはいけない記憶を留めるために記憶を環境に預けておく、そんな小さなモニュメント。

今回は特に、街の中で出会った「偶然を楽しむ」ことで、アイデアを出し合いましょう、という話をしました。

4人ずつのグループに分かれて、まずA3の地図を見ながら、なんとなく気になる場所やちょっと行ってみたいと思う場所を、細く小さいポストイットで共有してもらいました。

そして、その場所へ出かけて道すがら気になったものをポストイットに書き出しながら、街を歩いてもらいました。また行った先でも気になったことを話しあえるよう、A2の段ボールボードも持って出かけてもらいました。

戻ってきた後に、メンバーそれぞれが何が気になったかを再度振り返りながら、街中で出会った気になったものを下に、アイデアを出し合ってもらい、グループごとに発表をしてもらいました。

ダイエー*足跡、電気のたこ足*ステッカー、飛行機雲*震源地、地震を耐え抜いたお店の改修跡など、おそらく会社の会議室や大学の教室では出てこなかったようなアイデアが発表されました。

街中を歩きながらお互い気になったことを口にして書き出すことは、自分では些細な事を口にしたと思っても、誰かのアイデアの種になるのはモチロンのこと、実は自分がとても気になっていることの表れだったりするものです。外部を探検しているようでありながら、自分の内部の探検の入口に立っていた、なんてこともあります。

いろいろな視点の発想が出てきて、アイデアそれぞれが興味深かったです。

家具に詳しい方なら、写真に映っている椅子にすぐ目がいくことでしょう。色とりどりのイームズのシェルチェアが並んで、室内もとても楽しい雰囲気の場所でした。カラフルなポストイットを使うのが、とても自然に思えてきます。

最後にアイデアキャンプの感想も聞かせてもらいました。

  • 歩きながら他の人とアイデアにまつわる話ができるのは新鮮
  • アイデアって部屋の机の前でうんうんと唸りながら出すものだと思っていたけど、気持ちの良い場所でリラックスして良いんだって知ることができた
  • ふだんは話すことが無さそうな人達と一緒にアイデアが出せる道具立て+スタイルが楽しかった

といったコメントをもらいました。アイデアキャンプを開いた甲斐がありました、ホントに。

土曜日の仙台の中心街で、A2の段ボールを小脇に抱えてうろちょろするのは、少し気恥ずかしさもあったようですが、チームサイズ文具を持って出かける「小さな探検」だと思えば、違った気分になると思います。

これからも、いろいろな物理的道具と心理的道具をもって、いろいろな場所へ、いろいろな人達と、小さな探検に行きたいと思います。

とても楽しいアイデアキャンプでした、参加していただいた皆さん、ご協力いただいたハーマンミラーの皆さん、本江さん、どうもありがとうございました。


携帯ホワイトボード、なんとリングノート型

先のエントリーに続いて、携帯ホワイトボードの話題です。

なんと「リングノート」のホワイトボードです。その名もNUboard(ヌーボード)
いやー、オモシロそうで身悶えしそうになりました。

この製品を作っているのは、どこにでも持っていけるホワイトボード「消せる紙(し)」を作っている欧文印刷さんです。
消せる紙(し)はシートにコーティングがされたホワイトボードマーカー用シートで、A4・A3・A1サイズが売られています。段ボールと組み合わせて、自作ホワイトボードを作る時に重宝する製品の一つです。A1サイズの5枚セットが2380円と値段もとてもお求めやすくなっています。紙ではなくPETを使ったブラックボードマーカー用のシート「どこでも黒板」シートもあります。

そのA4サイズがなんとリング型ノートになったんですね。

シートは8ページ。しかも、シートの間には半透明のシートがはさまっているので、白いシートに書いた上に重ね書きをしながらアイデアやコメントを付け加えていくこともできるようです。さらに、ホワイトボードマーカーを挟んでおけるゴムも付いてます。細かいところまで気が配られています。

リングノートとして作られているので、がばって開いて使えばA3サイズとして使えそうです。

Amazonで売られているので、さっそく欲しいと思ったら、だいぶ好評なようで在庫切れとのこと(11/16現在)。
Amazon:ノート型ホワイトボード NUboard(A4変型)

ふだん使っているノートに加えて、このNUboardを持ち歩けば、どんな場所でもすぐにアイデアキャンプが出来そうです。いやー、楽しそうです。