Category Archives: キャンパー達の声

公園でも働けるオフィス・中野セントラルパーク

中野にあたらしいオフィスビル・中野セントラルパークが建ちました。徳川綱吉の屋敷があったこの地は陸軍中野学校そして警察学校となり、現在は再開発プロジェクト「中野四季の都市(まち)」が進められています。
広大な敷地には東京警察病院の他、中野区が管理する四季の森公園、中野セントラルパーク、明治大学、帝京平成大学、早稲田大学が2013年の開校に向けて建設中です。

ここの立ち上げに関った皆さんとアイデアキャンプをやってきました。中野セントラルパークが持つ敷地にはウッドデッキが広がり、その横はまったく境目を感じさせることなく中野区の公園が隣接していて、中野駅から徒歩2,3分とは思えない開放感です。

いつもながら笑いに溢れる時間と空間になりました。昼間は34度という暑さでしたが、スタートした16時半ぐらいには心地よい風が吹きはじめ、夏の夕方の屋外の気持ち良さを堪能しました。

ウッドデッキにはベルギーのextremis社によるアウトドア向けのテーブル(Hopper Table)が置かれています。この場所が新しいコミュニケーションの場となり新しいワークスタイルを生み出してくれそうな予感がひしひしとします。

ビルの中も見学させてもらいました。130mのスパンが飛ぶ大きなフロアからは公園の緑をつねに感じることができます。こんなオフィスを見るのは初めて!とフツーに思いました。

参加者の方からは

アイデアキャンプは、話を聞くのと、実際にやってみるとでは大違いで、楽しみながらアイディアが湧き出る感じがとても新鮮というか、とても気持ちの良いものでした。

といったコメントをもらいました。

ここで働くみなさんはこのオフィスと公園を行き来しながら新しい場所の使い方を発明していくことでしょう。グランドオープンは10月とのこと。またひとつ東京に楽しそうな場所が増えました。


UR団地再生部門のみなさんと練習キャンプ +  答えを出すことで問題を考える

先日はひばりが丘団地で団地好きなみなさんとアイデアキャンプを行いました。
そして今度は、URの団地再生業務に新しく携わることになったみなさんの研修の一環として、アイデアキャンプをやることになりました。

まる2日間の研修期間のうち、2日目の午後から夕方まで。場所は研修で使われていた会議室で行いました。部屋はオーソドックスな会議室然とした部屋ながら、みなとみらいを一望できる眺めの良い部屋でした。気持ちの良い場所まですぐに歩ける距離にありますが、今回は会議室の中でアイデアを出し合いました。

「今からはアイデアを発散的に出すための時間と空間なんだ」「いつもの会議とは違うんだ」ということを共有してもらいやすいよう

  • お菓子を準備
  • 音楽をかける
  • 研修で使ったテーブルはすべて移動して机ナシ状態にして、段ボールを囲むように座る

と場をセッティングしました。これだけでもだいぶ会議室らしくない雰囲気になるものです。

研修の宿題として「自分の好きな団地の写真を10枚」を撮って来て頂いていました。2人1組になって、これをお題に「ただひたすら好きなことを話す+ただただ相手の話を聴く」を10分ずつ交代でやっていただきました。
これは傾聴の練習でもありますが、チームのメンバーがお互いにどういう好みがあるかを伝え合う時間でもあります。こういう時間を持つと、「ここは好き勝手なこと言って良い場なんだ!」という雰囲気を共有しやすくなります。
いつもの会議室でアイデアを出し合う場合には特にこうした時間が大事だと思います。

そして『みんながニコニコしている団地』というお題で、ランダムインプットの変形版を試していただきました。研修を実施する側のみなさんも「こんな風景みたことない…」とびっくりされるぐらい、会議室は笑い声に溢れていました。
おそらく会社で真面目に議論をする会議室とはだいぶ違った時間と空間だったと思いますが、我々もそうした様子を見るとお役に立てた気がしてとても嬉しいです。

一通りアイデアを出し合った後は、ベスト3を選んでからベスト1を絵に描いて発表です。全部で13チームあったので、発表のスタイルは以下のようにしました(就職説明会方式?学会のポスター形式?)。

  • チームを2手に分ける:残って発表する2人と他のチームの発表を聞きに回る2人
  • 発表する2人は聞きに来た人にアイデアを説明
  • 聞きに回る2人は時間の許す限りいろいろなチームのアイデアを聞きにいく
  • 前半と後半で発表する2人と聞きに回る2人と交替する

このようにすると、すべてのグループにプレゼンしてもらうのが難しい場合に発表の時間を一定の時間でまとめることができます(すべての参加者がすべてのアイデアを共有できない場合もありますが)。

みなさんから後日いただいたコメントとしては、

  • 突拍子もないアイディアもあり、ちょっとアレンジすればすぐに使えそうなアイディアもあり、なかなか楽しかったです。午前中の講義と直結しなくても、いろいろなところにアイディアが転がっているのかなぁと感じました。
  • これだけ多くの人があつまれば色々な発想が出るもんだなぁと感心しきりの時間でした。面白かった!実現出来そうなアイデアもあったのが驚き。

など、「楽しい」「面白い」という言葉がたくさんあって嬉しい限りです。その一方で、

  • 今後の仕事の参考になったとは思えないけど、楽しい時間を過ごせました。
  • 実務に直接結びつくかは?

といったコメントも頂きました。

これは、どんな業種のどんな職種の方とやっても、必ずこうした質問/感想をお聞きします。真面目な方ほど?突拍子もないアイデアを出す方法が実務にどう落とし込めれるのか?を気にされるようです。

発想のプロセスは、きちっと定義された問題に対して正解を出すような直線的なプロセスとは違い、
「答えを出すことで問題を考える+また答えを出しては問題を考える」
「(鶏と卵の関係のような)答えと問題の間を何度も往復し、発散と収束を何度も繰り返す」
といった非直線的なプロセスであることが特徴です。

ランダムインプットは特に突拍子もないアイデアを出すのに良い方法ですが、突拍子もないアイデアを出すことで、新しい問題を作り出すことができます。
例えば、今回のアイデアの中には、

  • (URの中の掃除をする)クリーンメイトの人たちが全員ジャニーズ!!

というアイデアがありました。

このアイデアの実現可能性は低いと思いますが(笑)、この答えからは

  • クリーンメイトの皆さんにニコニコしながら掃除をしてもらうにはどうすれば良いか?
  • クリーンメイトの皆さんが入居者を惹き付けるにはどうすれば良いか?
  • クリーンメイトの皆さんがサービスの幅を広げるとしたらどんなコトが出来るか?そのための仕組みはどんなものか??

といった「より具体的・現実的な問題」を作ることができます。

数時間ほどのアイデアキャンプでは、まずは最初の答えを出してみるぐらいしか出来ないのですが、まる1日かけられる場合には、最初の答えからこのような具体的・現実的な新しい問題を作り直し(細かく具体的な問題が複数個出るのがふつうです)、新しい問題に対しての答えをもう一度出し合うことができます。ここまでやればまた一味違った達成感を味わうことができます。

 


ひばりが丘団地でアイデアキャンプ・参加レポート

「参加者のひとり、いちこ(nakata kazue)さんがブログで紹介してくださったのでご紹介。」と団地R不動産のサイトからリンクがはられていました。

こちらでも紹介させていただきます。
団地オモシロアイデア会議に行ってきた! 前編:フィールドワーク
団地オモシロアイデア会議に行ってきた! 後編:ワークショップと団地考

仕事の関係で前編のフィールドワーク+ランチは参加できなかったので、、いちこさんの写真からその雰囲気を知ることができました、どうもありがとうございました!


ひばりが丘団地でコミュニティキャンプ with 団地R不動産

先週の土曜日12日に、西東京市・東久留米市にあるひばりが丘団地でアイデアキャンプをしてきました。

新しい視点で不動産を発見している東京R不動産が、団地の魅力を伝える「団地R不動産」というサイトをやっています。そのイベントとして「団地の面白い住み方・使い方を考えるアイデア会議」が開かれました。

緑豊かな団地の中でランチを食べたり団地の中を散歩して、アイデアキャンプ的にいろいろな文房具を使いながらアイデアを出すことになりました。場所は団地の中の集会所を使わせていただきました。

幅広い世代、ご職業の方にたくさんご参加いただきました。参加者みなさんは初対面の方々でしたが、団地もしくはこのひばりが丘団地に共通の関心を持っているという意味では、書籍の中で紹介したコミュニティキャンプにあたると思います(仕事でも遊びでもない社会的な活動のためのアイデアキャンプをコミュニティキャンプと呼んでいます。)

ひばりが丘団地は昭和34年に誕生したとても広い敷地を持つ団地です。当時は先進的な建物であったスターハウスが改修・保存されていたり、皇太子・皇太子妃が視察に来られたバルコニーが切りとられて保存されていたり、その長い歴史と共に樹木も大きく育ち、東京とは思えない緑豊かな環境になっています。古い歴史を大切にしながらも、古い建物は新しい建物に立替えられています。

時代の変遷と共に転機を迎えているひばりが丘団地に実際に来て・見て・感じ、「団地の面白い住み方・使い方は?」というお題でアイデアを出し合いました。
アイデアを出す方法としては、ランダムインプットとストーリーテリングを組み合わせたものにしようと考えました。

最初は発散モード+傾聴モードになってもらうために、2人組になって団地について思っていること考えていることを10分間ただ話す+聴く、をしました。みなさん団地には熱い思いを持っていらっしゃるだけあって、一瞬で場が盛り上がりました。
そして次は4人ひと組になって、ただ思いつくままに「ちょっと変わった職業の人」を口に出して行きます。A2の段ボールにポストイットが一杯になるぐらいまで。その後はランダムインプットと同じように、目をつむって一つポストイットを選びます。選んだら職業の人と団地をむりやり結びつけるようにして/大喜利のようにして、アイデアを出し合いました。もちろんここでも大盛り上がり。みなさんアイデアを出し合うことをとても楽しんでおられたようです。

4人で出し合ったアイデアの中からベスト3を選び、最終的にはベスト1を選びます。13時から始まってこの頃には16時。みなさんに持参してもらった300円分のおやつをシェアして食べながら作業をしました。好きなおやつにはみなさんの個性がとても現れるもので、お互いの嗜好や感覚をシェアできる良い時間だといつも思います。最後にはベスト1を絵にして発表してもらいました。

6グループのアイデアをシェアした後は、ひとりひとり一言ずつ今日の感想や団地への思いを話してもらいました。

緑豊かな団地の中の散歩、5月らしい空の下でのランチ。そしてアイデアキャンプ。とても楽しい良い時間でした。参加していただいたみなさん、団地R不動産のみなさん、URのみなさん、どうもありがとうございました。


75mm x 50mm ポストイットを名刺ケースで持ち運ぶ

アイデアキャンプを実践されている方のブログでオリジナルの道具の使い方を紹介いただいています。
雑談キャンプを使ったキックオフミーティング

75mm x 75mmのポストイットはすこし持ち歩きにくいところがありますが、75mm x 50mm のポストイットを名刺を注文した時に入ってくるケースに入れて持ち運びをされているとのこと。なるほど!その組み合わせは気が付いていませんでした〜

オフィスで雑談キャンプをする時に、A4のノートを見開きにしてホワイトボードの替わりに使っておられます。

「あくまで普段の雑談を普段よりも少しクリエイティブにというものですので、今でもオフィスにあるもので、ノートにマインドマップもありでしょうでしょうし、名刺サイズの紙に書いて並び替えながら雑談するのもいいと思います。」

とのこと。嬉しい限りです!