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個人と集団の境界サイズ

個人と集団の境界サイズ

ブレインライティングを行うのに、A2のボードを使ってみました。

なぜA2サイズなのか?それは個人と集団のちょうど中間にあるサイズであり、個人の閉じた作業になりがちなブレインライティングのプロセスにグループダイナミクスを持ち込むことができるからです。

通常、個人で作業するとき、例えば個人用のノートは大きくてもA4くらいまでです。一方、集団で議論をするとき、例えばホワイトボードは畳一畳(180センチ×90センチ)くらいのサイズになります。

A2やA1というサイズはちょうどその中間にあたります。A1になるとさすがに一人で持つには大きすぎるので、A2くらいが個人でハンドリングできる最大の大きさと言えるでしょう。

個人と集団の境界サイズ

個人作業の雰囲気が場に染み出す

この時は、ブレインライティングのプロセスの中で、A6のはがき大の一つのアイデアを書き、それをA2のボードに貼付け、別の人に回していくという方法を取りました。

A2で作業することで、個人作業なのにもかかわらず作業をしている感が空間性を伴って周囲に伝わっていきました。大きめの個人作業スペースで作業することで、周囲の作業の様子が自然と目に入り、自分の作業によい影響を与える他、作業ペースが可視化されることで、アイデアの数が増ていく様子を確認でき、集団としての達成感が生み出されます。

アイデア発想において、情報の身体化、空間化、可視化が重要になりますが、A2サイズを使った作業もこういった条件を満たすものの一つではないでしょうか。

Pubulished on : 2009/2/28 By : hri