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キッチンで考える
通常の会議をする時は、会議室のような会議用のスペースで行われることが多いと思います。
アイデアキャンプの提案は、発想の場としてインフォーマルなオフサイトの利用を推奨します。
キャンプ場のような完全にインフォーマル×オフサイトのスペースだといいのですが、研修施設のような場所だと、立地はオフサイトでも、施設としてはフォーマルな場所になってしまうことがあります。
そんな場合でも、できるだけインフォーマル性を確保するために、散策をしてみたり、イーゼルとボードを使って、本来会議をするために設計されていない場所に空間を進出させたりするとよいでしょう。
実験キャンプを行っている中で、そのポテンシャルに気がついた場所があります。それがキッチンです。もし、オフサイトにキッチンがあり、ちょっとしたグループでのディスカッションができるほど、十分な広さが確保できるようであれば、キッチンでのアイデアキャンプを試みてはどうでしょうか。
キッチンのポテンシャルを思いつくままに挙げてみると、いかのようなポイントがあるかと思います。まだまだ、要素還元は不十分ですが、研究の余地がある発想空間かと思います。
1)そもそもキッチンは創造するために設計されている
事務的なことではないですが、料理という創造プロセスのために設計されているということは注目すべきポイントかと思います。施設としては、発想のようなプロセスに向いていないので使い勝手は悪いでしょうが、創造という雰囲気が場に漂っていることがポイントです。料理の経験が多い人であればなおさら、料理の時の場の雰囲気がアイデアキャンプ時にも乗り移ることでしょう。
2)出入りが自由である
写真で紹介するアイランド型キッチンであればなおさらですが、元来キッチンはダイニングとの出入りを円滑にするためにオープンに設計されていることが多いです。この空間としての開いた感じが自由な発想を誘発するのかも知れません。
3)リラックスできる
なぜかキッチンはリラックスできます。適度な狭さで包まれている感じがいいのでしょうか。それとも、飲料や食事など、生命維持に直接関係するものが手の届く範囲にいつでも存在することが安心感につながっているのでしょうか。あるいは、清潔感も影響しているのかも知れませんし、食材などのにおいが五感を刺激するのかも知れません。
