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イーゼルパッド
欧米のオフィス文化にはイーゼルというものが根付いている印象があります。イーゼルといっても絵を描くときに使うものそのものではなく、キャンバスの変わりに模造紙が綴り状になっているものが取り付けれていて、1枚ずつはがしながら使うというものです。
欧米系の企業の会議室に案内されると、イーゼル+模造紙+マーカーがセットになったものが会議室の隅の方におかれていたりすることがあります。ホワイトボードもありますが、日本のオフィスのように、プリンタがセットになったホワイトボードがあることはそれほどなく、代わりにイーゼル+模造紙で、保存しておきたい内容はこちらに書かれることが多いような気がします。
3Mのイーゼルパッドはそんなイーゼルカルチャーに、ポストイットの技術を投入した画期的な商品です。簡単にいうと、イーゼルに取り付ける模造紙の上辺にポストイットの貼ってはがせる機能をつけたものです。
これが登場する前は、どうしていたんだろう(きっとピンやテープで貼っていたのだと思いますが・・・)と思うほど、イーゼル上で書いたものを周囲の壁等に掲示するのがラクになりました。
むしろ、それまでのイーゼルの使い方としてはホワイトボードなどで一通り議論した後に、議論のサマリーをイーゼルにとりつけた模造紙に書いておくくらいの使い方だったような気がするのに対して、イーゼルパッド登場後は、議論の最初から最後までイーゼルパッドに書き、次から次へと壁に掲示していくスタイルも増えてきたと思います。
ポストイットのテクノロジーをノート関連商品に留まらせず、周辺領域にまで展開した革新的な商品といえます。弱点は、貼り付け面になっている上辺の表面部分にポストイットノートが貼れないことと、価格が高いことでしょうか。
本来巨大なポストイットともとれるイーゼルパッドにポストイットを貼る、ポストイットオンポストイットという使い方は想定されていなかったのか、上辺にはなにも注意書きがされていないため、うっかりポストイットを貼ってしまい、話の途中ではらはら剥がれるということも。これはもしかしたらしばらくすると改善されるかもしれませんが。
価格は、30枚綴りで5,145円。うーん1枚170円もする。さすがに文房具で5,000円という価格は便利とはいえ抵抗感を感じるのも事実。ネットで探すと3000円台後半でもあるようですが、それでも1枚100円オーバー。強気の価格設定ですね。
