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ブラックコア

海外のコンサルティングやデザイン事務所のプレゼンテーションなどで、真っ黒なスチレンボードを見たことがあった。それが妙にカッコいい。スタンダードは白で、発泡スチロールを紙でサンドイッチしてあり、強度と軽さが兼ね備えられている便利な素材。デザイン系出身者には作品を貼るベースとしておなじみだ。
ここで紹介するのは、その黒のバージョン。アメリカでは「ゲーターボード」の商標でよく目にする。しかし、日本で手に入れようとする価格が高い。日本製で入手しやすい製品はないのだろうか? と探していたら発見した。
「ブラックコア」という名前で主に模型材料として販売されているようだ。中の発泡スチロールまでちゃんと黒なので、切断面も美しい。
ブラックコアがその威力を発揮するのは、プレゼンテーションのときかもしれない。黒い面に鮮やかな色のポストイットを貼ると、その鮮やかさがさらにひきたつ。白ボードや、ダンンボールにポストイットを貼った場合、そうしても「on process感」が強く出る。それを表現したい場合は、この方が効果的だが、ベースを黒にした場合、ぐっと「プレゼンテーション感」がぐっと高まる。
逆にブレストのとき、この黒ベースを使うとマイナス因子として働くことが懸念される。「余白がない」という感覚に陥ることがある、という意見がメンバーから上がった。背景が黒になった瞬間、それは完結した世界に見えがちなのだ。
白バック、さらにダンボールの場合は「未完成」な感覚が助長され、「上書きしてもいい」不完全さが、暗黙のうちに示されている。ツッこむのを待っている場に見えるわけだ。
このような意味で、ブラックコアは、ブレストより、プレゼン向き。
サイズは、A1、A2、A3とサブロク板がある。果たして、ボードのベースカラーが変わることで、ディスカッションやプレゼンテーションのモードも変わるだろうか?
この日本版ゲーターボード「ブラクコア」、入手先はこちら。
