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カラービブス

サッカー日本代表の元監督、イビチャ・オシムの有名な練習に複数色のカラービブス(色つきベスト)を着て、3チームが同じピッチなかでプレーする、という手法がある。例えば、赤は青にパスを出してもいいが、青は赤にパスしてはダメで緑には出していい・・・というように、複雑なルールが設定されている。ピッチのなかのプレーヤーは身体と同時に、素早く頭を回転させながら動かなければならない。頭を使うサッカーを標榜するオシムを象徴する練習方法である。これを、プロジェクトやミーティングに援用した場合、どういうことが起こるだろう。
ブレストの手法としてシックスハットがある。6つの色の帽子をかぶり、色ごとに割り当てられた違う立場を演じなが意見を言う。さらに帽子の色を変え(すなはち、立場を変え)同じメンバーでディスカッションを繰り返す、というものだ。違った立場を演じながら考え、発言することで思考が拡散する。また、違った立場を演じることで、共通理解が進むという効果もある。
http://www.fukuicanon.co.jp/tamaki/quality/q020422A.html
確かにサッカーでも、守備をしてみると守っている側にとってイヤなポジショニングなどがわかったりする。

日本代表の練習で使われているように、この手法はそれなりのリテラシーがないと難しいかもしれない。しかし、メンバーの間に素早く、前向きなアイデアのパスの応酬が日常的に起こるようになるための、有効なゲーム。さまざまな立場を演じ、ルールのなかで自由に発想することで、組織全体のレベルアップにつながりそうだ。

Pubulished on : 2008/9/1 By : baba