アイデアキャンプ in せんだい ミニレポート

先週の11月12日(土)にハーマンミラー エルゴキオスク 仙台にてアイデアキャンプを開催してきました。前日は雨が降っていて肌寒かったのですが、土曜日にはすっかり晴れて、街中へ出るにもとても良い陽気でした。

ファシリテーションはせんだいスクール・オブ・デザイン本江校長といっしょに。「小さなモニュメント」というお題を出しました。忘れたいけど忘れてはいけない記憶を留めるために記憶を環境に預けておく、そんな小さなモニュメント。

今回は特に、街の中で出会った「偶然を楽しむ」ことで、アイデアを出し合いましょう、という話をしました。

4人ずつのグループに分かれて、まずA3の地図を見ながら、なんとなく気になる場所やちょっと行ってみたいと思う場所を、細く小さいポストイットで共有してもらいました。

そして、その場所へ出かけて道すがら気になったものをポストイットに書き出しながら、街を歩いてもらいました。また行った先でも気になったことを話しあえるよう、A2の段ボールボードも持って出かけてもらいました。

戻ってきた後に、メンバーそれぞれが何が気になったかを再度振り返りながら、街中で出会った気になったものを下に、アイデアを出し合ってもらい、グループごとに発表をしてもらいました。

ダイエー*足跡、電気のたこ足*ステッカー、飛行機雲*震源地、地震を耐え抜いたお店の改修跡など、おそらく会社の会議室や大学の教室では出てこなかったようなアイデアが発表されました。

街中を歩きながらお互い気になったことを口にして書き出すことは、自分では些細な事を口にしたと思っても、誰かのアイデアの種になるのはモチロンのこと、実は自分がとても気になっていることの表れだったりするものです。外部を探検しているようでありながら、自分の内部の探検の入口に立っていた、なんてこともあります。

いろいろな視点の発想が出てきて、アイデアそれぞれが興味深かったです。

家具に詳しい方なら、写真に映っている椅子にすぐ目がいくことでしょう。色とりどりのイームズのシェルチェアが並んで、室内もとても楽しい雰囲気の場所でした。カラフルなポストイットを使うのが、とても自然に思えてきます。

最後にアイデアキャンプの感想も聞かせてもらいました。

  • 歩きながら他の人とアイデアにまつわる話ができるのは新鮮
  • アイデアって部屋の机の前でうんうんと唸りながら出すものだと思っていたけど、気持ちの良い場所でリラックスして良いんだって知ることができた
  • ふだんは話すことが無さそうな人達と一緒にアイデアが出せる道具立て+スタイルが楽しかった

といったコメントをもらいました。アイデアキャンプを開いた甲斐がありました、ホントに。

土曜日の仙台の中心街で、A2の段ボールを小脇に抱えてうろちょろするのは、少し気恥ずかしさもあったようですが、チームサイズ文具を持って出かける「小さな探検」だと思えば、違った気分になると思います。

これからも、いろいろな物理的道具と心理的道具をもって、いろいろな場所へ、いろいろな人達と、小さな探検に行きたいと思います。

とても楽しいアイデアキャンプでした、参加していただいた皆さん、ご協力いただいたハーマンミラーの皆さん、本江さん、どうもありがとうございました。


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